四病院団体協議会は6月6日、「2025年度医療機関における賃金引き上げの状況に関する緊急調査」の速報値を発表し、調査に応じた163病院の平均賃上げ率は2.41％にとどまることが分かった。大企業は経団連の第1回集計で5.38％、中小企業は日商調査で4.03％となっており、取材に応じた日本医療法人協会副会長の太田圭洋氏は、「25年度は一般産業の半分程度しか賃上げをできなかった。医療機関の経営が良くなく ...

社会保障改革に向けて議論をしてきた自民・公明党、日本維新の会は6月6日、約11万床の削減など病床再編の拡大と、電子カルテ普及率約100％を目指すなど医療DXの加速化について、実務者レベルで合意した。来週にも、これら2項目のほかOTC類似薬の保険給付の在り方の見直しなども含めた計6項目について役員レベルでの正式合意を目指す。

研究を計画した2014年頃は、急性心不全に対する心臓リハビリテーションのタイミングや内容にかなり施設間格差がありました。ただ、今回の研究に参加した3施設はそうした状況でも、入院の当日または翌日にリハビリテーションのオーダーが出るような施設で、実際、研究での割り付けも入院から中央値2日目でできており、かなり早期の介入が開始できているのではないかと思います。

物価高騰を背景に消費税の税率引き下げを求める声が高まっています。野党第1党の立憲民主党は時限的な措置として食料品の消費税率をゼロにすると訴え、昨年の衆院選で躍進した国民民主党は時限的に一律5％への引き下げを主張しています。夏の参院選の争点に浮上するかもしれません。

突然、医局にやってきた県の職員。その目的は――限界医局で奮闘する村田教授と、個性豊かな医局員たちの毎日を描く連載「村田教授と愉快な医局員たち」。どうぞお楽しみください。

清川先生、内科専門医試験おつかれさまでーーす！そのとき、竹内先生は……自称「医療界では悪名高い僕」が、某プロ界のエースとして大活躍しています。東京ヒヤリハットのオールナイトシフト、今週もお楽しみください！

Doctors LIFESTYLEのオリジナルマンガ『村田教授と愉快な医局員たち』 連載100回を記念し、第1回キャラクター人気投票を実施。4000名超の医師の皆さまよりご回答をいただきました。主人公・村田教授は1位に輝くことができたのでしょうか。そして意外な人気キャラも判明し……結果を発表します！

Doctors LIFESTYLE では、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」ユーザーの医師の皆さまを対象に「返礼品に関するレビューアンケート」を実施。さとふる取り扱いの返礼品より、申し込んで良かった返礼品について、5段階評価と共にレビューをお寄せいただきました。今回はそのレビューの中から、有名メーカーの定番品からご当地銘酒まで、「お酒」返礼品にスポットを当て、医師の皆さまのおすすめコメント【2 ...

2016年11月1日から70-79歳を対象に弱毒生帯状疱疹（HZ）ワクチンの無料接種が開始された豪州で、HZワクチン接種が認知症の新規診断に及ぼす影響を準実験的研究で検討。HZワクチン接種適格基準（1936年11月2日）の前と後に生まれた人を比較した。対象集団には10万1219例が含まれ、65の一般診療所から得られた出生週の情報を用いて、プライマリヘルスケアの記録を回帰不連続デザインで分析した。H ...

医薬品医療機器総合機構（PMDA）は5月28日、HOYA Technosurgicalの「体内固定用ネジ」〔販売名：HTSステラプレートシステム（滅菌済）、HTS Suzyアンクルプレートシステム〕約9.2万本の自主回収情報（クラスII）を発表した。当該製品において減菌包装に問題がある可能性が判明したための措置で、回収作業は20日より実施している。

「一般内科」のクリニック開業では、医療機器への過剰投資がリスクとなります。成功のためにはコンサルタントの診療圏調査やシミュレーションが欠かせません。今回は、実際にあった失敗例を開業コンサルタントの佐川尚平氏に聞きました。

現在、福島県立医科大学低侵襲腫瘍制御学講座（寄附講座）消化器外科教授として、「面白くて役に立つ臨床研究"」の発信を目指す本多通孝先生。臨床の一方で数多くの論文発表など、個性的な研究にも注力してきたモチベーションの源泉はどこにあったのか。それは医局に属さない異端のキャリアから生まれました。各医学部OBをインタビューでつなぐ本企画、日本大学リレー・本多先生編の第1回です。