ニュース

手話を推進するに当たっての国や自治体の責務などを定めた手話施策推進法が18日、衆院本会議で全会一致により可決、成立した。手話を必要とする子どもが習得できるよう、発達に応じた学習機会を提供することや、手話でコミュニケーションをとれる教員の育成を進めることなどを明記した。 同法は、手話を使う人の意思を尊重して施策を進めることや、手話文化の保存、継承を進めること、手話に対する国民の理解を深めることを基本 ...
東京都港区教委は本年度から、全区立小・中学校で複線型授業を導入した。10月からは、教室外でも活用できる端末に更新した上で、ICTを活用しながら進める。区教委によると、自治体を挙げて複線型授業に取り組むのは都内では初めてだという。 教室の中で教員と一緒に学んだり、一人で進めたり、話し合って進めるなど、学習形態を児童・生徒が決めて学習を進める「複線型授業」は、国が進める個別最適な学びと協働的な学びの一 ...
東京理科大学が教員志望の学生に向けて開いている文章力向上講座の「記者トレ」は17日、3回目を迎えた。初回は「見出しづくり」に、前回は「書き出し」に取り組んだ。今回は「文章を躍らせろ!」と題し、学生たちは人間にしか書けない文章を学んだ。生成AIが書いた文書では事実関係を確認する大切さも教わった。講座は同大学教職教育センターの井藤元教授によるもので、毎日新聞社が協力している。 学生は事前課題で、自分が ...
友情の輪 松本雅史 東京都小平市立小平第八小学校校長 プール開きはしたものの、思うように入れない日々。「友情の輪を広げてほしい」と願い、次のような講話を行いました。
改正教員給与特別措置法(給特法)が18日に公布されたことを受けて文科省は同日、全国の教育委員会に通知を出した。全教委に義務づけられている「業務量管理・健康確保措置実施計画」の策定に当たっての準備や、給与システムの改修、給与条例の改正などを施行日に向けて進めることを求めた。 また、学級担任へ義務教育等教員特別手当が加算されることになったことを受けて同省は、教育公務員特例法に基づいて省令を定めることを ...
東京都教委は、保護者や地域からのハラスメント防止策の検討のために実施した教職員調査の確定値を公表した。児童・生徒指導や、いじめ・不登校への対応をきっかけとするものが多かった。対策としては、弁護士による対応や、電話の録音機・防犯カメラの設置を求める声が多く上がった。 調査は今年4月、都内公立学校の全教職員を対象にネット上で実施し、1万2137人が回答した。5月公表の速報値では、約2割の教職員に被害経 ...
経産省は18日、2040年には、理系人材は100万人以上が不足する一方、大卒文系人材は約30万人の余剰が生じる可能性があるとする試算を文科省の私立大学の在り方検討会議で示した。生産年齢人口は減少するものの、人工知能やロボットの活用などにより労働力全体はあまり不足しないとの全体像を描いた上で、職種、必要な学歴に関し需要と供給の均衡が崩れるとした。 会議資料によると、人工知能やロボットの利用に関する人 ...