ニュース

児童生徒の自殺対策などを検討する文部科学省の有識者会議が7月2日、オンラインで開かれ、自殺が起きたときに学校などが行う背景調査の指針見直しの骨子案が示された。骨子案では、「平常時からの備え」の強化に向けて、校内でのチームづくりや、1人1台端末を活用し ...
「このニュース、どう思う?」――。日々報道される教育ニュースについて、学校現場の教員目線で語るコラム「職員室の立ち話」。大学における教員養成の改革を議論している中教審の教員養成部会では、教職課程の単位数を現行の一種免許の6割程度にすることが提案されま ...
体育の授業で水泳を行っている全国の公立小学校のうち、民間事業者に委託している学校は20.4%、自校以外の公共施設などのプールで実施している学校は44.1%に上ることが、笹川スポーツ財団が7月2日に発表した「スポーツ振興に関する全自治体調査2024」の調査結果で分かった。
公立中学校の元教員が、学校現場で業務に追われる教職員を助けようと立ち上げたサービスがある。自作の授業教材や指導案などをシェアできるサイト「せんせい市場」だ。立ち上げたのは、登録者数55万人以上を誇るYouTubeチャンネル「やんばるゼミ」も運営する、水野孝哉代表。
2019年度以降に校則を見直した公立の中学校と高校が9割を超えることが、文部科学省が7月2日に発表した調査結果で分かった。同省が校則の見直しについて調査を実施するのは初めてで、担当者は「改訂した生徒指導提要のもと、全国の学校が校則を適切に運用している」と一定の評価を示した。
さまざまな仕事の疑似体験を通じて社会の仕組みを知るPBL型の授業がこのほど、東京都渋谷区立加計塚小学校で行われた。授業はシンクタンクの日本総合研究所創発戦略センターが開発したカリキュラム「子ども社会体験科 しくみ~な」の一連の学習の集大成として実施され、さまざまな企業などが協力し、子どもたちは社員や職員になりきって、ミッションを達成するべく協働した。
教師の日には教師に感謝の気持ち=プレゼントを贈るのが慣例となっており、子どもが小さいうちは親が教師にプレゼントを渡し、中高生になると生徒が花を買ったり、クラス単位でプレゼントを用意したりします。
スポーツ庁・文化庁は6月30日、2026年度以降の部活動改革の取り組みに向けた「最終とりまとめ」の提言を踏まえ、具体的な方策を検討する「部活動の地域展開・地域クラブ活動の推進等に関する調査研究協力者会議」の初会合を文科省内で開いた。
慢性的な人手不足が続く中、高校生を巡る就職事情は「超売り手市場」が続いている。しかしその一方で専門高校への志願者数は伸び悩んでおり、いわゆる高校無償化を前に専門高校の魅力をいかに高めるかが大きな課題となっている。こうした中、7月1日、企業の高校への求人活動が解禁された。専門高校にはどんな魅力があり、どんな情報発信が求められるのか。毎年就職内定率100%を達成している東京都江東区の都立墨田工科高校を ...
息子の通う小学校で日本語を教えるようになって1カ月。悪ガキたちに手を焼いた私は、大学の同僚に「大学生と違って大変過ぎる。成績にも関係しないから勉強に興味がない子は全く聞いてくれない」と愚痴を言いました。すると同僚は「だからいいのよ。これが英語だったら ...
引率した宿泊学習に関して超過勤務時間の適切な割り振りや休憩時間の付与が行われていなかったとして、高松地裁は今年3月、香川県に対して原告の元公立中学校教員に計5万円の支払いを命じた。給特法の超勤4項目に該当する宿泊学習の引率などに関して労働基準法違反が ...
能登半島地震の発生から7月1日で1年半。その教訓を防災教育に生かそうと、6月30日に東京都板橋区立赤塚小学校(吉川裕一校長、児童635人)の4年生の「総合的な学習の時間」で、金沢市役所の職員が能登半島地震の特徴や防災の考え方を伝える授業が行われた。児童らはメモを取ったり、活発に質問したりしながら、防災への理解を深めていった。