News

政府は6月10日、2024年度の「食育推進施策(食育白書)」を閣議決定し、公表した。生活環境の変化を背景に、国民が普段の食生活を通じて農林水産業を意識する機会が減少傾向にあるとして「食卓と農の現場の距離を縮める取組と今後の展望」を特集。生産者と児童生 ...
「子育て環境日本一」を掲げている京都府。2024年度から、小中学生がまちづくりを疑似体験する「京都版ミニ・ミュンヘン」を通して、これから子育てをする若者と子どもとの交流機会を創出している。西脇隆俊知事はこのほど、こども家庭庁を訪れ、三原じゅん子こども ...
次期学習指導要領の方向性を検討している中教審教育課程企画特別部会は6月16日、第9回会合を開き、これまでの議論を振り返り、調整授業時数や「裁量的な時間(仮称)」による柔軟な教育課程の実現と、各教科の内容の構造化による教科書の分量の精選などの方策によって学校現場に余白を生み出す方策について整理した。
多様な資格を取得でき、進路も幅広い専門高校の魅力を発信しようと、文部科学省はこのほど、同省ウェブサイト内に「すごいぞ!専門高校」サイトを開設した。高校進学が普通科に偏りがちな中、専門高校の実習など学びの様子を映像やインタビューを通して伝えるとともに、取得できる資格なども紹介している。
自由進度学習に詳しく、関連著書もある北海道の公立小学校教諭・難波駿さんが6月14日、茨城県の公立小中学校教員の研修で講演し、子どもたちが主体的に学ぶ自由進度学習について動画も交えて説明した。「取り組み始めたが、難しい場面もある」「どうやって始めたらよいか」といった教員の悩み、疑問に答えた難波教諭は「子どもに学びを委ねる方法はまだまだ知見も足らず、自由進度学習の難しさを感じる場面もあるが、どうしたら ...
「上から目線」で改善を迫ってしまった 時間にルーズな様子を見て、「時間を守りなさい」「整理整頓しなさい」と一方的に注意を続けてしまった。一時的には改善されたものの、次年度になると元の状態に戻ってしまい、子どもたちの根本的な変化にはつながらなかった。保護者からも「家でも同じような注意をしているが効果がない」と相談され、教師主導の指導では限界があることを痛感した経験だった。
先日の個別懇談会に来たのは、5年前に担任していた子のお母さん。当時4年生だったAさんは、今では中学2年生になっています。今も私の家には、Aさんからもらった手紙が大切に保管されています。そこには、こんなことが書かれていました。