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図3 さまざまな物質の内包例。本技術で作製したマイクロカプセルにDNAや抗体、ナノ粒子、大腸菌を内包することに成功した。マイクロ流路幅は20マイクロメートル。各内包物は緑色で示している。蛍光顕微鏡画像。
2025年6月25日、国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、NVIDIA Corporationと量子・AI融合計算技術の産業化に向けた基本協力フレームワーク(以下、本フレームワークという)を締結しました。 G-QuATでは、2020基のNVIDIA H100 Tensor コア ...
2021年10月15日、国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)が所有するキログラム原器および関連する原器類を、重要文化財「メートル条約並度量衡法関係原器」に追加指定することが、同日開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決にもとづき ...
産総研グループ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)、および株式会社AIST Solutions)は、2025年1月中旬までに大規模AIクラウド計算システム「ABCI 3.0」の一般提供を開始します。 ABCI 3.0は、従来システムの GPU より高性能で省電力の最新GPUが6128基搭載された計算 ...
プルシアンブルーは18世紀に発明され、ゴッホや葛飾北斎が利用した青色顔料です。産総研では、プルシアンブルー(PB)およびPBの金属イオンの種類と比率を変えたPB型錯体を活用し、大気中のNH 3 と水中のNH 4+ を吸着、除去するための吸着材を開発してきました(2019年1月23日 産総研プレス発表 ...
地下水位は帯水層中の地下水の貯水量を示しています。冬期は消雪用水の揚水によりG1層の地下水位は低下し、地下水位最低値を示します( )。一方、春以降はG1層に地下水が涵養されて、地下水位は上昇して地下水位最高値を示します( )。地下水位の最低値も最高値もゆるやかに低下して ...
産総研はミッションである「社会課題解決」と「産業競争力強化」を達成すべく、「第5期 産総研の経営方針」において、「第5期末までに産総研が中核となるナショナル・イノベーション・エコシステムのプロトタイプを構築すること」を宣言しています。また、産総研がナショナル ...
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)は、そのミッションである「社会課題解決と産業競争力強化」を目指し、研究成果の社会実装に向けた体制と活動を強化するため、産総研100%出資により、株式会社AIST Solutions(アイストソリューションズ)を2023年4月1日付で設立 ...
量子もつれ、この言葉をきいて「それはね…」と説明できる人は、世界中のなかでも少数派ではないでしょうか。2022年のノーベル物理学賞は「量子もつれ」を研究してきた仏サクレー大学のアラン・アスペ博士、米クラウザー研究所のジョン・クラウザー博士、オーストリア・ウィーン大学の ...
産総研は、カーボンニュートラル実現に向けた高効率なCCU技術のための触媒開発や反応プロセス開発に取り組んできた。これまでに得た蓄積をもとに、今回CO 2 分離回収を必要とせずエネルギー消費の少ない、希薄なCO 2 の高効率な直接転換技術の開発に取り組んだ。
産総研では、これまで約20年にわたりAD法と呼ばれる常温セラミックスコーティング技術を研究開発してきた。この手法は、常温で金属や樹脂、ガラスなどさまざまな基材の表面に非常に強固な密着力と機械強度をもつ厚みのあるナノポーラスセラミックス膜を形成できる。 一方、就実大では ...
図 (a) 結晶性高分子半導体PBTTTの製膜とドーピング操作の模式図。ドーピング後には高分子半導体とドーパントアニオンの共結晶構造が形成される。ラジカルカチオンTBPA + が高分子半導体を酸化し、正電荷を帯びた高分子膜にアニオンTFSI − が導入される。 (b) X線回折像の測定と ...