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近年、臨床研修修了後すぐに美容医療の道に進む、いわゆる「直美(ちょくび)」の医師に注目が集まっている。私も日経メディカルOnlineの取材を受け、若手医師が美容医療の世界に流れることについて私見を述べた(関連記事:「保険医の待遇を改善しないと美容医の増加は食い止められない」)残念ながら… ...
英国InternationalCentreforLifeのLouiseA.Hyslop氏らは、ミトコンドリアDNA(mtDNA)に病的変異があり、子どものミトコンドリア病発症リスクを減らすことを希望した女性に、ドナー由来の除核受精卵への前核期移植、ま ...
2025年8月15日、米食品医薬品局(FDA)は、GLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ)をMASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)の適応で迅速承認(acceleratedapproval)した(外部リンク)。治療選択肢が限られるMASHに適 ...
米国RhodeIsland大学のAmyL.D’Agata氏らは、米国で最も長く続いている早産コホート研究RhodeIslandCohortofAdultsBornPretermの参加者を対象にした研究で、満期産だった人に比べ早産だった人は、35歳時点 ...
かかりつけ医機能報告制度が2025年4月にスタートした。同制度ではかかりつけ医を「身近な地域における日常的な診療、疾病の予防のための措置その他の医療の提供を行う機能」と規定。特定機能病院を除く病院および診療所には、2026年1月から地域で担う「かかり ...
Case67カスハラによるスタッフの離職があった内科クリニック「こっちは急いでるんだよ!」「順番、間違ってるんじゃないのか!」待合室に怒声が響く。スタッフは顔をこわばらせ、患者たちは居心地悪そうに目を伏せる──。今回、覆面調査員A子が訪れたのは、政令 ...
オーストラリアSydney大学のDingDing氏らは、歩数計でカウントした1日の歩数と多様な健康アウトカムの関係を検討する系統的レビューとメタアナリシスを行ったところ、1日約7000歩の歩行が幅広い健康アウトカムの改善をもたらすと報告した。結果は2 ...
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くポストされた論文を紹介する。8月4~10日に最もポスト数が多かったのは、NEJM誌の論文「Finerenonewith ...
「えっ、自分が論文を書くんですか?」指導医から唐突に「論文を書いてみよう」と声をかけられたあの日のことを、今でも覚えています。「この症例、興味深いから、原著論文にできると思うよ」と軽く言われましたが、当時の私は「原著論文」という言葉に対して、ただただ ...
米国Minnesota大学のMeredithE.Adams氏らは、めまいと診断された成人患者を対象に、抗ヒスタミン薬のメクリジンの処方から60日以内の転倒リスクについて検討したところ、年齢を問わずメクリジンの使用者は、転倒による外傷リスクが高かったと報告した。結果は2025年7月24日のJAMAOtolaryngologyHeadNec ...
「何で診てもらえないんですか?学校帰りは通院できないってことですか?土曜日もクラブ活動があるから受診できないんです!」。高校生の娘がいるという母親から電話がかかってきた。娘さんが学校から「念のため、病院で診てもらった方がよい」と言われたそうだ。
厚生労働省は、2025年8月8日、第2回「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」を開催し、地域で確保する医療機関機能を検討するに当たり、大まかな人口規模を踏まえて区域を分類する考え方を示した。特に「急性期拠点機能」を有する医療機関を「大都市型」「 ...