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ロッキー山脈を一望する米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる年次シンポジウムは、世界各国・地域の中央銀行総裁やエコノミストらにとって通常、幾つかの複雑な経済問題について議論したりハイキングしたりする機会だ。
[東京25日 ロイター] - 午後3時のドルは、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の147円前半で推移している。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長講演後のドル/円急落を受けて午前は買い戻しが先行したが、その後はじり安となった。
ただ、利下げをほのめかしてはいるものの、政策調整の時期到来を明示した昨年と比べると、はっきり明言したわけではないようにみえる。パウエル米連邦準備理事会議長は(労働市場が一見均衡しているのは需給双方の著しい減速から生じる)「奇妙なバランス」とも言及して ...
ウォール街のトレーダーらは、米連邦準備制度の利下げ再開の用意がようやく整うと期待し、今月に入り株式と債券に一斉に資金を投じてきた。騰勢が続く前提として、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長から青信号が出るのをひたすら待ち望んできた。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長にとって議長として最後となる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が閉幕した。市場は9月の利下げに道を開く講演を素直に歓迎したが、トランプ米政権の圧力が絡み、好ましくない未来が訪れるリスクもみえる。まずパウエ ...
25日の日経平均株価は前週末比174円(0.4%)高の4万2807円で終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の利下げ示唆で上げ幅は一時500円を超えたものの、その後に売りが増えて失速した。7月以降の急速な株高で高値警戒感が強まっているほか、 ...
パウエル講演の直前の週後半にドル/円は上昇していた。利下げに慎重なFRB幹部の発言や米経済指標の強い数字などが利下げ期待を後退させていた。市場の9月利下げの織り込みは一時7割台に低下した。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は22日、西部ジャクソンホールで行った講演で、雇用の下振れリスクを指摘したうえで、リスクが高まる場合には「政策スタンスの調整が正当化される可能性がある」と発言し、雇用のデータを踏まえて利下げを進める可 ...
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は米国時間8月22日、ワイオミング州ジャクソンホールで開催中の年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」にて、彼の任期における最後の講演を行う予定だ。投資家やトランプ政権はFRBが近 ...
22日朝、パウエル氏が講演に立つと、会場に集まった主要中央銀行の総裁や学者らが一斉に立ち上がり、万雷の拍手をパウエル氏に送った。ポーゼン氏は「彼の勇気に対する敬意と、FRBの独立性を望む人々の意思の表れ」と振り返った。
【読売新聞】 【ジャクソンホール(米ワイオミング州)=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は22日、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演した。雇用の下振れリスクが高まっているとの認識を示し、早ければ9月に ...