米航空機大手 ボーイング が29日発表した４－６月（第２四半期）決算では、現金燃焼にほぼ歯止めがかかり、ケリー・オートバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）が１年前に着手した経営再建策が奏功しつつあることが示された。

米ボーイングはセントルイスにある防衛部門の拠点でのストライキに備えている。労働組合は４年間で賃金を20％引き上げる提案を拒否した。

Investing.com - バンク・オブ・アメリカによると、ドナルド・トランプ大統領の下での世界貿易活動の再活性化により、ボーイングは恩恵を受ける態勢にあるという。同行は木曜日の投資ノートで、ボーイング株の「買い」評価を再確認し、目標株価を260ドルから270ドルに引き上げた。

BofAのアナリストは、4億5500万ドルの非営業・不起訴合意費用がボーイングの収益に与える影響を指摘したが、同社の737 MAX機の生産拡大計画を「投資家は喜ぶだろう」と述べた。

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