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政治団体の「チームみらい」が比例代表で1議席を獲得することが確実になった。チームみらいが衆参両院で議席を獲得するのは初めて。当選確実となった安野貴博党首は東京都内で記者会見し「ここまで広く支持していただく方がいてうれしい」と喜びを語り「分断でなく対話を重視する姿勢を評価いただいたと思う」と振り返った。選挙戦では政治へのテクノロジー活用を訴えた。「ゴールではなくスタート。ポリシーを持って活動していき ...
第27回参院選は20日、投開票された。自民、公明両党は計66の改選議席を大幅に減らした。非改選75を含め参院全体で過半数(125議席)を割るかどうかは微妙な情勢だ。物価高対応への批判が響いた。石破茂首相(自民総裁)は続投する意向を表明した。野党第1党 ...
自民新人で五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏は知名度を生かし初当選。参政新人のさや氏、国民新人の牛田茉友氏と奥村祥大氏は党勢が追い風になった。公明新人の川村雄大氏や共産現職の吉良佳子氏は支持層を固めた。7位となった立民現職の塩村文夏氏は補選当選者の扱い ...
日本保守党は比例代表で2議席を獲得、参院で初議席となった。テレビ出演で知名度の高い弁護士の北村晴男氏が当選確実となり、百田尚樹代表は20日、東京都内の開票センターで「大きな武器だ。政治を変える力になる」と強調した。今後の他党との連携については「あまり ...
自民党は、閣僚経験者らが相次いで敗れた。選挙区で武見敬三前厚生労働相(東京)や平野達男元復興相(岩手)、官房副長官を務めた森屋宏氏(山梨)が敗北した。一方、自民の森雅子元法相(福島)は当選を決め、明暗が分かれた。比例代表では、立憲民主党の元職蓮舫氏が ...
共産党は参院選の選挙区で、現職がいる埼玉、東京、京都の3選挙区に注力したが、議席を維持できたのは東京だけだった。選挙戦では消費税率の5%への引き下げと将来的な廃止を訴えたものの、野党各党が減税を主張する中、埋没感は否めなかった。
首相は21日に記者会見に臨む見通しだ。首相会見に先立ち、自民は臨時役員会を開き、参院選を総括する予定。首相は公明の斉藤鉄夫代表と党首会談を行い、連立政権の維持を確認するとみられる。
石破茂首相(自民党総裁)は、衆院での与党少数に加え、参院選でも多数の議席を失う見通しとなったことで、今後も政権運営で守勢が続くことになる。首相は「(結果を)真摯に受け止める」と述べると同時に、比較第1党の責任を果たすとして続投意向を表明した。森山裕幹 ...
参政党の神谷宗幣代表は20日のテレビ朝日番組で、抑止力の在り方を問われ、米国の「核の傘」の実効性に疑問を呈した上で「核共有という形にするか、核とは違う兵器をつくるか選択肢を出しながら議論することが大事だ」と述べた。現状では「核が最高の兵器だ」と指摘し ...
国民の江原久美子氏と参政の大津力氏の新人2人が初当選を果たした。両党はともに埼玉選挙区で初の議席。自民現職の古川俊治氏は4回目、立民現職の熊谷裕人氏は2回目の当選。3選を目指した公明現職の矢倉克夫氏は届かなかった。公明が改選議席を失うのは2007年参 ...
公明党は、埼玉、愛知両選挙区で現職の落選が確実となった。参院選の選挙区で全員当選を達成できなかったのは2007年以来18年ぶり。選挙区と比例代表で改選数と同じ計14議席の確保を目標に掲げたものの、届かなかった。斉藤鉄夫代表は民放番組で「代表として大き ...
自民党調査で派閥裏金事件に関係したと認定された旧安倍派の14人が20日投開票の参院選で、有権者の審判を受けた。選挙区から出馬した10人のうち、吉川有美(三重)、長峯誠(宮崎)両氏が落選。8人は当選を決めたものの、接戦だったケースが多く依然世論の不信感が根強いことをうかがわせた。