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経済産業省がこのほど発表した生産動態統計確報によると、4月の鉛蓄電池の国内生産(鉛容量)は前年同月比10・9%増の2万1936トンとなり、1年6カ月ぶりの2桁プラスとなった。減少していた自動車用の在庫は前年並みまで積み増された。
日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、4月の国内向け普通鋼鋼材受注量は前年同月比2・7%減の280万2000トンと11カ月連続で減少した。製造業用は自動車をはじめ、産機、電機、造船などが増え、プラスとなった。これに対して建設用は建築用 ...
各種鋼板や床用建材二次製品を加工・販売する関根床用鋼板(本社=千葉県浦安市港)は10日付で関根宏一郎専務取締役(30)が社長に昇格した。関根保彦社長(57)は取締役に就いた。宏一郎新社長は保彦氏の長男。体調面を考慮し、経営体制の若返りを図った。
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた5月の景況実感調査(対象=143社、回答率95・1%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は54・4%と前の月から9・1ポイント上昇した。「改善」や「横ばい」を上回 ...
日本製鉄、日鉄エンジニアリング、レゾナック、富山大学は13日、製鉄所などから排出される二酸化炭素(CO2)由来のメタノールから農薬や電子材料などに使用される化学品であるグリシンの直接製造を目指す研究開発が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ...
中外炉工業は13日、東京製鉄から宇都宮工場向けに電気炉ダストリサイクル設備を受注したと発表した。稼働は2026年度末ごろの予定。従来は産業廃棄物として外部に委託処理していた電気炉ダストを自社内で処理し、ダストに含まれる亜鉛を分離し粗酸化亜鉛として回収 ...
アルミ二次合金メーカーが製品安・原料高への警戒を強めつつある。小口向けアルミ二次合金価格(単月、後決め)が3カ月連続で値下がりするなど、製品価格は下落基調にある。一方で、発生の落ち込む原料は、価格が下げ一服した。買値を引き上げなければ集荷が難しくなり ...
神鋼商事は13日、金属資源リサイクル大手の田口金属(本社=東京都新宿区、田口憲昭社長)との間で非鉄金属スクラップのリサイクル事業を担う合弁会社の設立に向けた基本合意を発表した。「中期経営計画2026」に基づく施策の一環で、来年4月の設立を予定する。投 ...
小野建の三重営業所(津市、矢島奨平所長)は、鋼板切断の生産性向上や納期短縮を図るため、ファイバーレーザー加工機(出力4キロワット)を1台増設し、4日から稼働を開始した。増設機は同営業所でこれまでできなかった22ミリ厚のレーザー切断が可能。既存機(同3 ...
全国鉄鋼販売業連合会(会長=井上憲二・明治鋼業会長)は13日、福井市のコートヤード・バイ・マリオット福井で定時総会を開催し、会員企業47社、約100人が出席した。「未来を拓く鉄の魅力と可能性」をスローガンに掲げ、鉄鋼流通を取り巻く環境や課題の認識を共 ...
丸紅の金属部門は新3年経営戦略の最終年、2027年度で3割増益を目指す。部門の純利益で1600億円規模とみられる。銅鉱山など既存中核事業の拡充に加え、銅、鉄鉱石などで新たな権益も狙う。バッテリーメタルなども視野に入れる。全社で注力する戦略プラットフォ ...
新断スクラップの共同在庫入札を手掛ける中部鉄源協議会(会長=小澤広多・不二商事専務)が13日に実施した6月契約分(7月積み)入札の落札価格は、トン当たり4万5100円(新断バラ、FASベース)、数量3000トンだった。国内外の需要は迫力を欠き、弱基調 ...