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日本製鉄は7日、国内店売り向けステンレス鋼板の8月契約価格について、ニッケル系冷延薄板と厚中板、クロム系冷延薄板をそれぞれトン5000円(約1%)引き上げると発表した。値上げはニッケル系が8カ月ぶり、クロム系は1年1カ月ぶり。今月も原料や為替動向を踏 ...
高炉メーカー3社の2025年4―6月期の連結業績が7日に出そろい、前年同期比で全社が減益となった。日本製鉄の連結事業利益は920億円と61・2%減、JFEホールディングスは同162億円と71・4%減、神戸製鋼所は連結経常利益が287億円と17・9%減 ...
新日本電工の青木泰社長は6日、都内で決算説明会を開き、2025年12月期の実力ベースの経常利益が50億円と前期比2億円減にとどまるとした。合金鉄設備の定期修理は1年半に周期を延ばし、生産性を高めてきたが、本年は3億円程度の定修影響などで合金鉄は減益の ...
東京大学はこのほど、生産技術研究奨励会に「鉄スクラップの高度循環利用特別研究会」(代表幹事=醍醐市朗・同大先端科学技術研究センター准教授)を立ち上げた。鉄スクラップを専門とする研究会の設置は同大として初めて。2050年のカーボンニュートラルやサーキュ ...
鉄鋼主力商社6社の2025年4―6月期連結決算が7日出そろい、鉄鋼需要の停滞が続く中、4社が増益、2社が減益だった。各社は事業構造改革や投融資の効果を引き出して高収益を維持する構えであるが、米国の関税政策など先行きの不透明感が高まっており、全6社が通 ...
特殊鋼専業メーカー4社の2025年4―6月期決算(連結ベース)が7日に出そろった。4―6月期はトヨタ自動車など一部の需要家向けを除き、前年と同じように需要の目立った伸びが見られない一方、原材料価格などは前年同期比で低下し、利益押し上げ要因となった。こ ...
丸一鋼管が7日発表した2025年4―6月期の連結決算は、経常利益が前年同期比21・9%減の75億1700万円だった。国内では主力の建設向けが盛り上がりを欠いたほか、半導体向けの需要回復の遅れが響いた。海外事業も北米・アジアとも減益となった。
三菱マテリアルが7日発表した2025年4―6月期の連結決算は、最終損益が40億円の赤字(前年同期は210億円の黒字)に転落した。前年同期に計上したPTスメルティングの持ち分変動利益の剥落に加えて、希望退職実施に伴う特別退職金の計上などが響いた。26年 ...
住友金属鉱山は7日、2026年3月期の税引前利益(国際会計基準)が当初予想より20億円上振れて1020億円になりそうだと発表した。資源事業で20億円多い990億円、材料事業で30億円多い50億円を見込む。一方、為替相場とニッケル価格の想定を見直したことで、製錬事業は100億円悪化して150億円の損失になりそうだと予想する。日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞紙版 最新の産業新聞ヘッドラインをいち ...
古河電気工業が7日発表した2025年4―6月期の連結営業利益は、前年同期比約2・4倍の84億円だった。自動車部品・電池関連の進展や情報通信関連における赤字幅の縮小が寄与した。売上高は7・4%増の2937億円。通期業績予想は据え置いた。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 産業新聞に掲載された記事を検索できるサービス 1カ月以上分の紙面PDFをまとめて ...
大同特殊鋼グループのステンレス磨棒鋼メーカー、下村特殊精工(本社=千葉県市川市、森義昭社長)は、福利厚生や健康経営、社内のデジタル化など働きやすい会社づくりに取り組んでいる。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 産業新聞に掲載された記事を検索できるサービス 1カ月以上分の紙面PDFをまとめてDVDに ...
ダイカストメーカーの東京高圧工業(本社=東京都大田区、信太祐介社長)は、カーボンニュートラルの取り組みや、足元で銅価格が高止まりする中での銅からアルミへの素材の置き換え需要の捕捉に注力する。主にヒートシンクや配電盤向けの部品を想定。既に一部の製品で引 ...