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F1カナダGPのフリー走行3回目(FP3)、角田裕毅(レッドブル)はほとんどの時間をガレージ内で過ごし、メカニックによるブレーキトラブルの作業が続いたため、終盤までほとんど走行できず20番手に終わった。
角田裕毅(レッドブル)は新品ミディアムタイヤで4周走行したのち、別の中古ミディアムで2周を重ねてピットイン。現在は17番手にとどまっており、タイムアップを狙ってセッティングの変更を行っている模様だ。
F1カナダGP初日、シャルル・ルクレール(フェラーリ)はFP1で10番手につけたものの、小さなミスが大きな代償を招く展開となった。マシンのモノコック(車体の中心構造部)の交換が必要となったため、午後のFP2は走行を見送る形に。土曜のFP3の走行に焦点を合わせている。
F1カナダGP初日、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)はトップ10圏内で堅実にまとめた。FP1では5番手、FP2では8番手とやや後退したが、マシンの感触には好印象を抱いており、タイヤのグレイニング(表面のささくれ)対策を含めた改善に取り組む姿勢を示している。
F1カナダGP初日、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は堅実なスタートを切り、両セッションともトップ10圏内で走行。FP1では3番手に食い込み、FP2でも7番手と安定した位置を確保した。マシンの仕上がりに手応えを感じつつ、予選に向けてはタイヤ戦略とサーキットへの順応を課題に掲げている。
F1カナダGP初日、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は2回のセッションを通して上位タイムを記録。FP1で2番手、FP2でも4番手と好位置につけ、Q3進出を十分に狙える位置につけている。マシンのポテンシャルを実感しつつも、さらなる進化を目指して調整を進めている。
F1カナダGP初日、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は初走行となるモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで好調な滑り出しを見せた。FP1では6番手と速さを見せ、午後のFP2では11番手。午後は混雑に悩まされたが、予選に向けては自信を持って臨める内容となった。
F1カナダGP初日、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はFP1でトップタイムを記録したものの、FP2ではバランスを欠き9番手にとどまった。午前と午後でマシンのフィーリングが大きく異なり、原因の特定と改善を目指して調整を進めている。予選に向けては、FP1の感触を取り戻せれば戦えるという手応えを口にした。
F1カナダGP初日、角田裕毅(レッドブル)はFP1で11番手、FP2では15番手となり、金曜日の走行を終えた。マシンバランスの面で一定の進歩があったとしつつも、結果にはつながらず。土曜に向けたさらなるセットアップ調整で、予選Q3進出を目指す。