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ラトビアは三国のなかでも、ロシア語話者が多く、共生してきた歴史がある。同国はロシア政府を批判するなどして政府に迫害されたジャーナリストの主要な亡命先にもなっている。
6月、イーロン・マスクとドナルド・トランプ大統領がSNS上で激しい舌戦を繰り広げた。お互いに険しい言葉を投げつけ、双方の援護者からはトランプを「弾劾せよ」、南ア出身の移民であるマスクを「強制送還しろ」といったセリフまで飛び出した。7月に入ると、いがみ ...
西側がバルト海に面し、北から順にエストニア、ラトビア、リトアニアと並ぶ。人口はそれぞれ約137万人、約188万人、約288万人と、日本の政令指定都市くらいだ。1991年にソ連から独立を承認され、2004年に欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO ...
バルト三国はそれぞれ独自の言語をもつ。エストニア語はウラル語族で、湾をはさんだ隣国のフィンランド語と近い。ラトビア語とリトアニア語はインド・ヨーロッパ語族だ。それぞれ基本的にラテン文字を用い、ロシア語で用いられるキリル文字は使わない。ソ連時代はロシア ...
背景には、三国に共通して防衛費の急増がある。NATOの統計によると、エストニアは2019年の約5.69億ユーロ(約967億円)、GDP比で約2.0%から、24年には約13.33億ユーロ(約2266億円)と倍以上に増えた。GDP比は約3.4%となってお ...
1990年に独立を宣言した際、ソ連は経済制裁としてリトアニアへの石油や天然ガスなどのエネルギー輸出を大幅に削減した。家庭ではお湯が出なくなり、公共交通機関は止まった。マルティーシャスさんも「お湯が使えるのは週2回だけだった」と振り返る。