ソプラノの森麻季が「愛と平和への祈りをこめて」というリサイタルを始めて、今年で15年目になる。東日本大震災を機に、歌を通して祈りを捧げてきたのだが、実際、森の歌は聴くたびに「祈り」と相性がいいと感じる。たしかな技術に支えられた純粋な歌声に、聴く人の心 ...

そして、2025年には節目となる卒寿を記念し、東京・サントリーホールにて「舘野泉 卒寿記念コンサート」を開催いたします。

「今、世界で望み得る最高のピアニスト」と評される、クリスチャン・ツィメルマンが2025年11月～12月に日本公演を行うことをお知らせします。

20世紀後半を代表する指揮者で作曲家としても数多くの名作を残したレナード・バーンスタインの提唱で創設されたパシフィック・ミュージック・フェスティバル（PMF）。35回目となる今年は世界各国からオーディションで選抜された95人のアカデミー生と呼ばれる若 ...

名門カーネギーホールが毎夏、若い世代を育成するプロジェクトがナショナル・ユースオーケストラUSA（NYO-USA）。この団体が同ホールとサントリーホール提携の一環で、初来日を果たした。指揮はワシントン・ナショナル響音楽監督やチューリッヒ歌劇場音楽総監 ...

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI ...

人気作曲家・久石譲が指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の公演。今回はソウル2公演とサントリーホール2公演が開催され、最終日の東京2公演目に足を運んだ。プログラムはオール自作でミニマル系の楽曲が中心。「Metaphysica（交響曲第3番）」、 ...

ギルバートと都響によるブラームス交響曲サイクルの後半は第3番と第4番。2011年1月にニューヨークでギルバートを初めて聴いてから、都響を始めとして何度も実演に接してきたが、外連（けれん）や誇張のない、作品に対して誠実な態度と心の籠った音楽は変わらない ...

先月のピカイチ　来月のイチオシ | ...

この6月にフィンランドの二人の若い指揮者が来日した。一人はクラウス・マケラ、もう一人はタルモ・ペルトコスキ。ともに、フィンランドの名指揮教授、ヨルマ・パヌラ（1930年生まれ）に師事した。

ブルガリア出身で数々のコンクールに入賞し、欧米の主要オーケストラに客演して成功を収めてきた若手指揮者、デリヤナ・ラザロヴァが日本デビューを果たした。

2014年から東京交響楽団第3代音楽監督を務めてきた英国人指揮者ジョナサン・ノット最後のシーズン、2025年は第二次世界大戦終結から80年の節目にも当たる。ノットは2014年12月のミューザ川崎シンフォニーホール10周年記念コンサートでマーラー「交響 ...