4月に開幕した大阪・関西万博。パナソニックホールディングス（HD）の体験型パビリオン「ノモの国」は連日満員の大盛況だ。「ココロが映し出される不思議な国」というコンセプトに基づき、カメラなどで捉えた来館者の行動や表情を分析して感性を診断する。

5割強の地銀の利ざやが改善した一方、半数近くは横ばい、または悪化していた。金利が上昇しているにもかかわらず利ざやが改善していないのはなぜか。日本総合研究所の大嶋秀雄主任研究員は「24年夏以降、地銀でも（貸出金利の基準となる）短期プライムレートの引き上 ...

特許総価値ランキングで4位にランクインしたトヨタ自動車。知財戦略で大きな反響を呼んだのが、2015年に打ち出した電動車である燃料電池車関連の特許の無償提供だ。19年にはハイブリッド車（HV）の関連特許についても無償提供に踏み出した。

前回、メンバー全員が参加するチームビルディングのワークショップを開いて、それぞれの心情を吐き出し、お互いの頑張りを承認し合う場をつくると聞きました。うまく回っていない組織の中でみんながモヤモヤを抱えたままでは、変化は起きないですよね。周囲から「働かな ...

Spotify・Apple・Amazonで日経ビジネスの音声コンテンツをお聞きいただけます（4月4日「ニュースの真相」開始） 2025.4.4 ...

人は他人に「分かってほしい」と思う生き物です。もちろんリーダーも、部下に理解してほしいと望んでいます。分かってほしいという思いが強過ぎると、話が通じなかったときのショックは大きくなる。誰にも分かってもらえず独りぼっちになると、悲しくなりますよね。だか ...

ミシンメーカーのアックスヤマザキはコロナ禍に新商品が大ヒットし、売上高が前年比2.5倍の10億円へと急成長した。その後、大幅な円安や市場縮小といった逆風を受けて売上高は急減。それでも高い利益率を維持し続ける「超堅実経営」に迫る。

トヨタ自動車と同社会長の豊田章男氏などが共同で、グループ源流の豊田自動織機を非公開化するスキーム（枠組み）が明らかになった。買収を目的とする会社にトヨタは議決権なしで約7000億円を出資し、議決権は豊田氏が会長であるトヨタ不動産と豊田氏が持つ形とした ...

次世代マーケティングが専門の産業能率大学・小々馬敦教授は「上の世代から下の世代にかけて、どのような変化の流れがあるか確認することで、5～10年先の未来が見える」と指摘します。α世代を分析することで、時代の変化の兆しを読み取ることができるかもしれません ...

反ESGと自国優先主義を叫び、化石燃料の利用拡大へ進む米国。巨大な国内市場でコスト低減を進め、脱炭素事業でも世界の覇者を狙う中国。エネルギー市場が大きく揺れ動く中、企業はどこに経営資源を集中させるのか。逆風が吹く今こそ、長期視点での決断が不可欠だ。“少し先”を狙った戦略的な投資が将来の優位性につながっていく。次世代エネルギーとして期待されながらも普及の突破口が見いだせない水素、中国製が市場を席巻す ...

「第4のメガバンク」構想で地銀に出資してきたSBIホールディングス。旗振り役の北尾吉孝氏は「生き残りを懸けた戦いに勝ちたい」と話す。視界には、SBI新生銀行の傘下で地銀を束ねる次のステージが映る。

かつて「破綻するのでは」とされた伊藤忠商事は、今や三菱商事、三井物産と首位を争う。上位プレーヤーが固定されがちな日本の産業界では珍しい逆転劇だ。3代にわたる経営リレーを仕上げた岡藤正広会長CEOは、さらに先を見ている。