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この研究では、COMP360の25 mgを単回投与した場合の有効性と安全性をプラセボと比較して複数の段階で評価しており、最初の段階が最近完了した。 同社はまた、北米とヨーロッパで最大568名の参加者を登録中のCOMP006試験についても最新情報を提供した。
同社によると、COMP360の25 mgを単回投与した結果、6週目時点でプラセボと比較して症状の重症度が統計学的に有意に減少し、モンゴメリー・オスベルグうつ病評価尺度(MADRS)において平均治療差は-3.6ポイント、p値は0.001未満であった。
S K Peckらは、18~40歳の神経性無食欲症の女性患者10人に、心理学的サポートを行いながら、試験用のCOMP360シロシビン(英国のCOMPASS Pathways社が開発した合成シロシビン)25ミリグラムを単回投与し、投与後3カ月間にわたって、安全性、忍容性、探索的有効性を評価した。