電動車シフトとともに空力競争が再燃している。電池量を増やさずに電気自動車（ＥＶ）の航続距離を延ばせるためで、中国では自動車メーカーが空気抵抗係数（Ｃｄ値）の小ささを大々的にＰＲするほどだ。ただ、空力を追求するほど車体デザインは個性を出しにくくなる。度 ...

ポルシェのファンのみならず、多くのスポーツカー愛好家が憧れる一台が１９７３年式の「９１１カレラＲＳ２．７」だ。日本では通称「ナナサンカレラ」と呼ばれるモデルで、独特のリアスポイラーを備えるリアデザインから「ダックテイル」（アヒルのしっぽ）という愛称で ...

マツダは今年度、中長期の成長に向けた重要局面を迎えている。事業戦略では２０３０年をゴールとする３年ずつ３段階で進める電動化戦略が第２段階に入った。一方、主力の米国事業が追加関税の影響を大きく受け、２５年４～６月期は営業赤字となった。需要や在庫水準に応 ...

中古車事業者で、デジタル技術を駆使して車体の状態を判定するシステムの導入が広がっている。中古車オークション（ＡＡ）では、双日がＪＵ岐阜羽島オートオークション（熊崎尚樹社長、岐阜県羽島市）と組み、２０２６年春に出品車両の自動判別を始める。査定が難しい事 ...

Ｑ　中古車の一括査定サイトで導入が進んでいる「エスクローサービス」って何なの？Ａ　売り手と買い手の間に第三者が介在することで取引の信頼性を高める仕組みのことで、日本語では「第三者預託」と呼ばれるものです。法人間の不動産売買など高額な資金が移動する取引 ...

スバルは、戦闘機「隼（はやぶさ）」などを手掛けた中島飛行機を源流に持つ自動車メーカーです。戦後、ＧＨＱ（連合国総司令部）に企業分割され、１９５３年に富士工業、富士自動車工業など５社のグループ会社が共同出資して「富士重工業」を設立します。社名のスバル（ ...

７月の国内電動車販売（乗用車）は、前年同月比１．４％減の１８万２１３６台となり、４カ月ぶりに減少した。長納期化や商品切り替えなどの影響で乗用車市場全体（同３．７％減）が落ち込み、電動車の販売も伸び悩んだ。乗用車における電動車比率は５５．８％となり、前 ...

半導体の地政学リスクを示す事例が相次いでいる。トランプ米政権が輸入半導体に約１００％の高関税をかける方針を打ち出し、さらに高い税率も取り沙汰されている。また、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の機密情報をめぐり、同社の元従業員らに不正取得の疑いがもたれ、東京エレクトロン子会社の元従業員らが関与していたとされる。こうした問題をどうみるか。自動車業界や半導… ...

エッチ・ケー・エス（ＨＫＳ）は、２０２５年シーズンの全日本ダートトライアル選手権第６戦で優勝し、シリーズチャンピオンを獲得したと発表した。２３年から３年連続でシリーズを制覇した。同社はメーカーやチームが独自開発した競技専用の四輪車が出場する「Ｄ２クラス」に、「ＨＫＳランサーエボリューション（ＣＺ４Ａ）」で参戦した。ドライバーは田口勝彦選手が務めた… ここからは有料記事になります。ログインしてご覧く ...

２０２４年度の世界生産が過去最高となったスズキ。生産をけん引したのは主力市場のインドだ。現地需要に加え、日本や中近東などに車両を供給する「輸出ハブ」としての役割も近年は高まっている。３０年度には現地で年産４００万台体制を整え、インドでの乗用車シェア５ ...

日本自動車連盟（ＪＡＦ、坂口正芳会長）は、２０２４年度の電気自動車（ＥＶ）に関するロードサービス（ＲＳ）実績をまとめた。出動件数は前年度比９．２％増の９４１９件で、このうち「ＥＶの駆動用電池切れ（電欠）」の救援要請は同７．６％増の１０４９件だった。こ ...

トヨタ自動車は、カリフォルニア州ぺブルビーチで開催された自動車イベント「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」で、次世代スポーツカーのビジョンを示したコンセプトモデル「レクサススポーツコンセプト」を初披露した。