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日本製鉄は18日、米高炉大手のUSスチール買収手続きを完了、成長に向けたパートナーシップのスタートを発表した。19日会見した橋本英二・日本製鉄会長兼CEOは総額2兆円、粗鋼年産能力トン当たり10万円未満の買収は新興国の新規投資と比べても競争力があり、 ...
電炉大手の中山製鋼所は、同社の建材製品の素材となるコイルを全て自社生産の電炉材に切り替える。コイルの一部には高炉から調達した半製品(スラブ)を圧延し使用しているが、段階的に電炉材へと置き換え今年5月までに全ての建材製品でめどが立った。製品ラベルには「 ...
豊田通商は19日、車載用電池スクラップなどからブラックマスを回収するグリーン・メタルズ・バッテリー・イノベーション(GMBI)を5月に米国ノースカロライナ州に設立し、韓国LGグループのLGエネルギーソリューションと6月17日に出資受け入れに関する最終 ...
神戸製鋼所グループの2024年度の研究開発費は前年度比約7・7%増の435億円となり、4年連続で増加した。過去最高水準とみられる。技術開発の中核を担う技術開発本部では既存事業と新規事業創出に資する課題形成と解決、足元および将来にわたり競争力の源泉とな ...
日本重化学工業(本社=東京都中央区、角掛繁社長)は高岡事業所(富山県高岡市)で高マンガン鋳鋼、高クロム鋳鉄の生産性向上に取り組み、製造工程の省人化・自動化を推進する。2026年度をめどに人工知能(AI)などティーチング機能を付加した自動造型機導入を検 ...
豊田通商は18日、韓国・エスケイグループのエスケイネックシリス(SKNX)と、子会社でリチウムイオン電池の負極集電体となる電解銅箔を製造するエスケイ・ネックシリス・マレーシア(SKNM)に1億1000万ドル(約160億円)を出資する契約を締結したと発 ...
日本製鉄は18日、形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼5月末在庫量が前月比0・3%増の21万トンと発表した。在庫率は3・41で、7カ月連続で3カ月台となった。5月はゴールデンウイークの影響もあり出庫が減ったことが在庫微増につながった。需給のバラ ...
田中鉄鋼販売は18日、久保直也専務取締役(55)が社長に17日付で就任したと発表した。同日付で竹村英明取締役(62)が代表取締役会長に就任。美馬靖代表取締役副社長(60)は取締役に就任した。平間元史社長(60)は同日付で退任した。
大手鍛造メーカー、シンニッタン(本社=茨城県高萩市、平山泰行社長)は、2025年内をめどに策定する新たな経営ビジョンで鍛造事業の非自動車分野への強化、グループ内最適生産体制の構築などに取り組む。同社はスパークス・グループの日本モノづくり未来ファンドに ...
関西地区の薄板シャーリング業、松一商会(本社=大阪市西区、岩津賢典社長)は、今春から産業廃棄物・鉄スクラップ業者と業務提携を始めた。総投資費用は約7500万円。今後は薄板シャーリングに加え、鉄スクラップ業も主軸の1つとなる。
日本製鉄など6者で構成する「食のサステイナビリティの追求と最高峰の食の提案」実行委員会は15日、大阪・関西万博で国際交流イベント「おいしさでつながる世界」を開いた。米国や欧州、タイの著名シェフを招き、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を食の ...
財務省が18日に発表した貿易統計によると、5月の全鉄鋼ベースの輸出量は前年同月比9・0%減の250万3000トンとなり、2カ月連続で減少した。前月比では3・4%増。中国の過剰輸出の影響によって各国で通商対策が広がる中、販路は狭くなっているが、高炉メー ...