全国鉄鋼販売業連合会（会長＝井上憲二・明治鋼業会長）は13日、福井市のコートヤード・バイ・マリオット福井で定時総会を開催し、会員企業47社、約100人が出席した。「未来を拓く鉄の魅力と可能性」をスローガンに掲げ、鉄鋼流通を取り巻く環境や課題の認識を共 ...

新断スクラップの共同在庫入札を手掛ける中部鉄源協議会(会長＝小澤広多・不二商事専務)が13日に実施した6月契約分(7月積み)入札の落札価格は、トン当たり4万5100円(新断バラ、ＦＡＳベース)、数量3000トンだった。国内外の需要は迫力を欠き、弱基調 ...

丸紅の金属部門は新3年経営戦略の最終年、2027年度で3割増益を目指す。部門の純利益で1600億円規模とみられる。銅鉱山など既存中核事業の拡充に加え、銅、鉄鉱石などで新たな権益も狙う。バッテリーメタルなども視野に入れる。全社で注力する戦略プラットフォ ...

浦安鉄鋼団地協同組合（理事長＝村上京子・東洋鋼鉄社長）がまとめた5月の景況実感調査（対象＝143社、回答率95・1％）によると、前年同月比で収益状況（粗利）が悪化した企業の割合は54・4％と前の月から9・1ポイント上昇した。「改善」や「横ばい」を上回 ...

アルミ二次合金メーカーが製品安・原料高への警戒を強めつつある。小口向けアルミ二次合金価格（単月、後決め）が3カ月連続で値下がりするなど、製品価格は下落基調にある。一方で、発生の落ち込む原料は、価格が下げ一服した。買値を引き上げなければ集荷が難しくなり ...

日本製鉄、日鉄エンジニアリング、レゾナック、富山大学は13日、製鉄所などから排出される二酸化炭素（ＣＯ2）由来のメタノールから農薬や電子材料などに使用される化学品であるグリシンの直接製造を目指す研究開発が新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ） ...

中外炉工業は13日、東京製鉄から宇都宮工場向けに電気炉ダストリサイクル設備を受注したと発表した。稼働は2026年度末ごろの予定。従来は産業廃棄物として外部に委託処理していた電気炉ダストを自社内で処理し、ダストに含まれる亜鉛を分離し粗酸化亜鉛として回収 ...

ＪＦＥスチールは12日、横浜市のロイヤルホールヨコハマで毎年恒例の「第44回Ｊ1活動成果発表会」を開催した。東日本製鉄所（京浜地区）の主催で、グループ会社を含む国内24グループ、海外2グループが日頃の取り組みの成果を発表した。

神鋼商事は13日、金属資源リサイクル大手の田口金属（本社＝東京都新宿区、田口憲昭社長）との間で非鉄金属スクラップのリサイクル事業を担う合弁会社の設立に向けた基本合意を発表した。「中期経営計画2026」に基づく施策の一環で、来年4月の設立を予定する。投 ...

小野建の三重営業所（津市、矢島奨平所長）は、鋼板切断の生産性向上や納期短縮を図るため、ファイバーレーザー加工機（出力4キロワット）を1台増設し、4日から稼働を開始した。増設機は同営業所でこれまでできなかった22ミリ厚のレーザー切断が可能。既存機（同3 ...

エンビプロ・ホールディングスは12日、佐野文勝取締役副社長（64）が社長に昇格するトップ人事を決めた。9月25日の株主総会と取締役会を経て正式に就任する予定。佐野富和社長(73)は取締役会長に就く。文勝新社長は富和新会長の弟にあたる。

ステンレス流通の三榮（本社＝大阪市生野区、佐伯清孝社長）は、懸垂幕事業の新製品、次世代バナー機「ＥＺＢａｔｏｎ」の採用が進んでいる。同事業は横断幕や垂れ幕を掲示する懸垂幕昇降装置の製作、施工、販売を手掛ける。新製品は安全で簡単に地上から幕を交換でき、 ...