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【カナナスキス時事】トランプ米大統領は16日、イスラエルとイランの衝突に対応するとして、カナダでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)を途中で切り上げて帰国した。各国首脳は理解を示したものの、対ロシアなどを巡る不一致は残ったまま。1975年の発足以来、国際社会の重要な課題に対応してきたG7の役割を軽んじるトランプ氏の姿勢が鮮明となった。
G7(主要7カ国)首脳会議に出席しているアメリカのトランプ大統領は16日、開催国カナダのカーニー首相と会談し、G7に中国が参加しても「私は構わない」などと持論を展開しました。トランプ氏はカナダ西部カナナスキスのG7サミット開幕を前に、カーニー氏との会 ...
G7=主要7カ国首脳会議(6月15日―17日カナダ・カナナスキス)がまもなく開幕する。G7サミットはこれまでも気候変動対策や国際紛争、金融危機や食糧危機、パンデミックへの対応にむけ、共通目標や価値観を共有し、成果を首脳宣言としてとりまとめてきた。しか ...
【カナナスキス時事】トランプ米大統領の自由奔放な言動は、2期目に入って初の先進7カ国首脳会議(G7サミット)でも健在だった。討議開始に先立ち行われたカナダのカーニー首相との会談で、時間の制約も気にせず報道陣に持論を展開。止まらぬ「トランプ節」に耐えかねたカーニー氏が質疑応答を打ち切る一幕があった。
【読売新聞】 【バンフ(カナダ西部)=山本貴徳】カナダ西部カナナスキスで開かれた先進7か国首脳会議(G7サミット)は17日、2日間の議論を終えて閉幕した。経済・外交など多分野にわたる包括的な首脳宣言や、ウクライナ情勢に関する共同声明 ...
【カナナスキス(カナダ西部)=八十島綾平、三島大地】主要7カ国首脳会議(G7サミット)は16日、世界経済や経済安全保障などを議論し、初日の討議を終えた。日本や欧州はトランプ関税への批判を避けてG7の協調の演出に腐心したが、初日に帰国の途についたトランプ米大統領に翻弄された。「私は関税派だ。マークはもっと複雑な考えを持っているようだが、それもよいだろう」。トランプ氏は議長国カナダの(マーク・)カ ...
カナダ西部カナナスキスで6月16、17日に開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、個別課題に関する成果文書を採択しつつ、包括的な首脳宣言などの取りまとめを見送った。貿易問題やロシアに侵略されるウクライナへの支援などを巡り、トランプ米大統領と他の ...
6月16日、トランプ米大統領(写真)はイスラエルとイランに緊張緩和を呼びかける主要7カ国(G7)の共同声明草案に署名しないと、米当局者が明らかにした。写真は同日、アルバータ州カナナスキスで代表撮影(2025年 ロイター) トランプ米大統領はイスラエルとイランに緊張緩和を呼びかける主要7カ国(G7)の共同声明草案に署名しないと、米当局者が16日明らかにした。
カナダ西部カナナスキスで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した米国のドナルド・トランプ大統領は、ロシアをG7に復帰させ、中国も新たに迎え入れることを提案し、物議を醸した。この提案は戦略的に間違っており、道義的にも擁護できないと ...
【ワシントン聯合ニュース】米 ホワイトハウス は16日(米東部時間)、 トランプ大統領 が イスラエルとイラン の軍事衝突が激化していることを理由に、主要7カ国首脳会議(G7 サミット )が開かれているカナダからの帰国を早めることを決めたと発表した。  トランプ氏が帰国を決めたことで、G7サミットに合わせて開催が見込まれていた韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領との首脳会談は見送られる見通しだ。
G7発足50周年。それなのに、この有様は何たることか!?今般のカナダでの首脳会合の様子を見聞きした多くの識者が抱いた感慨ではないだろうか。
米国は、イスラエルとイランに紛争の緩和を促す内容を盛り込んだ主要7カ国(G7)共同声明案への支持を拒んでいる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。トランプ政権と他のG7各国との足並みの乱れが浮き彫りになっている。