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政府は7月8日の閣議で、文部科学事務次官に増子宏・文部科学審議官を起用するなどの文部科学省の幹部人事を承認した。藤原章夫・文部科学事務次官は辞職する。発令日は同15日付。総合教育政策局長に塩見みづ枝・研究振興局長、高等教育局長に合田哲雄・文化庁次長を ...
文部科学省が6月に公表した「英語教育実施状況調査」では、中高生の英語レベルが向上したものの、地域差が依然、大きいことが明らかになった。日本の英語教育は「使える英語」の習得を目指しており、直近ではAIを英語の授業で活用している。ただし、AIの活用はもろ ...
公表されたサンプル問題は21問からなり、生成AIをテーマにした生徒同士の会話文を読んだ上で答える問題や、都道府県ごとの交通事故発生件数などをまとめたデータから情報を読み取ったり、適切な分析結果を考えたりする問題がある。
海や河川などでの水難事故が多発する夏休みを前に、こども家庭庁を中心とした関係省庁は7月14~20日を「こどもの事故防止週間」とし、集中的な啓発、広報に取り組む。三原じゅん子こども政策担当相は7月8日の閣議後会見で「子どもだけで水に近づけさせない工夫を ...
タワーマンションなど超高層ビルが立ち並び、スポーツをできる場所が限られる都心部。子どもたちの体力低下が懸念される中、東京都港区は区立小学校、幼稚園の全校全園にボルダリング(スポーツクライミング・ボルダー)を体験できる壁を設置している。2021年開催の東京五輪でボルダリングが注目を集めたことを受けて20~22年度に整備された。このほど、区立中学校にも初めて設置され、完成を記念した体験会には東京五輪銅 ...
全国大学生活協同組合連合会実施の調査(2025年2月公表)によれば、2024年度における自宅外の大学生への仕送りは平均月7万2350円にとどまり、月平均収入は13万2140円で、その28.4%はアルバイトによるものだ。多くの大学生にとって、アルバイトは遊ぶためではなく、生活上不可欠な収入源である。だからこそ、アルバイト先のトラブルを「嫌なら辞めればよい」と片付けられない。そもそも、トラブルの典型は ...
教育事業大手のベネッセコーポレーションは7月8日、今年10月に同社として初の中学生向けフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を開校すると発表した。今年春に開校した同高等学院のキャンパスを活用して通学とオンラインの両方に対応し、全国から入会を受け付ける。同社が培ってきたオンライン教材を生かした学習支援などが強みで、上木原孝伸学院長は記者会見で、「進研ゼミを中心に学びのプラットフォームを展開してき ...
6月の7~9日に、中国では大学統一入試「高考(ガオカオ)」が実施されました。日本でも報道されるので、中国の大学入試が「国にとっての一大イベント」であることはかなり知られるようになりました。入試期間中は全てが受験生ファースト。アクシデントに遭遇した受験 ...
②については、学校全体が多様性を包摂し強みにしていけるよう、ユニバーサルな視点での学級づくりなど具体的方策の検討が求められていると説明。加えて③に関し、全ての教員・支援員らが資質・能力を育成するための指導を体系的・専門的に実施するとしたほか、理念はも ...
一切の光を遮断した頻闇(しきやみ)の中を歩いて1945年8月6日の広島に思いをはせ、戦争と平和を考えるイベント「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク」がこの夏、広島県と東京都で開催される。主催団体がこのほど、厚労省で記者会見し、「戦後80年の節目 ...
文部科学省は7月7日、今年度の学校安全の推進に関する有識者会議の初会合を開き、今年度に重点的に取り組む施策の方向性について協議した。学校での安全教育の取り組みの充実について、現在検討が進んでいる次期学習指導要領を視野に、安全教育の時間の確保をはじめ、 ...
公立中の男性教員は、教員にチャレンジした理由について「いわゆる就職氷河期世代で、教員採用試験はものすごい倍率だった。別の仕事に30年近く就いていたが、ずっと教員になりたい気持ちがあり、夢を諦め切れなかった」と語った。