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世界の中で最も劇的に多人種・多民族的な国となったブラジルは自然環境や生物群系も多様で、世界に類を見ないほどさまざまな食文化がある。そんなブラジルの食文化を網羅した『食文化からブラジルを知るための55章』(明石書店)が刊行されました。
各国の文学が互いに翻訳され、人類共通の「世界文学」へ――。こう構想したのはドイツの文豪ゲーテだった。現状はどうか。批評家で立教大教授の福嶋亮大(りょうた)さんは現代を「文学というゲームが終わった」時代だと語る。だが、だからこそ、世界の ...
復帰直前の沖縄をくり返し訪れた大江健三郎は、『 沖縄ノート ...
戦争は「マクロ」な現象で、一つの出来事として扱われがちだ。だが、今日のロシア・ウクライナ戦争では、市民のSNS動画投稿により、一人一人から見た「ミクロ」な戦争体験が全世界に発信されるようになった。同時に、兵士による民間人への暴力などの戦争犯罪に関する ...
741年前の1284年6月26日、ドイツ・ハーメルンで約130人の子供が集団失踪した……。阿部謹也著『ハーメルンの笛吹き男――伝説とその世界』(ちくま文庫)は13世紀ドイツの小さな町で起こったひとつの事件の謎からそれまで光が当たって ...
世界の名画や彫刻などの芸術作品を、ユニークなアニメと歌で紹介するNHK ...
藤沢作品を経年的に取り上げ、副題は「藤沢周平への旅」。修業時代の秀作「木地師宗吉」や世話物の連作「橋ものがたり」、集大成的な作品「蟬(せみ)しぐれ」……。随所に藤沢の人生模様が織り込まれているのは、半世紀ほど人とその人生を書いてきた後藤さんらしい。
焼きたての香りに誘われ入ったパン屋で、お腹(なか)も心も満たされる。2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作の土屋うさぎ『謎の香りはパン屋から』は、謎解きとパンの魅力がぎゅっと詰まった連作短編集だ。今年1月に刊行され ...
研究について伺うと藤原さんは、クジラの遺骸に集って暮らす深海生物たちのことを話してくださいました。お話は聞けば聞くほど興味深くて、海の底でそんなドラマが繰り広げられていたのかと衝撃を受けました。そして、このことを本にして世の中の人たちとシェアしたいと ...
「私は番組でもたびたび名前を出した氷室冴子さんの大ファンで。学生時代は『来月、氷室さんの新刊が出るからそれまで生きよう』って本気で思っていました。未完に終わった氷室さんの『銀の海、金の大地』の続きを自分で書いたこともあります。古事記を下敷きにした物語 ...
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