米メタがデータラベリング（データのラベルづけ）大手のScale AI（スケールAI）の株式49％を、150億ドル（約2.1兆円。1ドル＝144円換算）規模で取得することで合意したというニュースが 報じられた 。この取引でスケールAIの共同創業者兼CEOのアレキサンダー・ワンは、優秀な従業員と共にメタに移籍し、新設される「スーパーインテリジェンス（超知性）」に特化した人工知能（AI）ラボのトップに就任するとされる。しかし実は、ここで問題視されるのは、超知性ではない。

【シリコンバレー=中藤玲】米メタは12日、人工知能（AI）新興企業の米スケールAIに出資したと明らかにした。創業者のアレクサンダー・ワン最高経営責任者（CEO）にAI開発を託す。メタは出資額を明かしていない。米ブルームバーグ通信によると、メタは143億ドル（約2兆500億円）でスケールAI株の49%を取得するという。【関連記事】メタは日本経済新聞の取材に対し、「ワン氏はメタに加わり、スーパーイ

[１２日 ロイター] - 米メタ(META.O), opens new tabは人工知能（ＡＩ）関連の新興企業である米スケールＡＩの株式４９％を１４３億ドルで取得した。関係者２人が明らかにした。 スケールは１２日、この取引で同社の評価額は２９０億ドルになると発表した。アレクサンドル・ワン最高経営責任者（ＣＥＯ）はメタに加わり、同社のＡＩ戦略で中心的役割を担うことになるという。最高戦略責任者のジェー