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静岡県を拠点に活動を続けるピアニスト、DAKOKU。クラシックの確かなテクニックをベースに、ゲーム音楽やミニマルミュージックなどの影響を取り入れた独自の音楽性が持ち味だ。2023年にリリースした『月光』と新作『瞬景』は、障がいを持って生まれた娘への思いを綴ったアルバムだが、『月光』リリースの後には最愛の娘を亡くすという大きな出来事があった。『瞬景』は、その深い悲しみから立ち直り、再び前に向かって歩 ...
鈍重な声で内省を深めるバリトン・クルーナーの3年ぶりとなる新作。今回は自身のロマンスと恋のもがきをテーマに、管弦やシタールの音色も活かしてアナログの質感や響きにこだわり、クラシック・ソウルのムードを現代的なアンビエンスとともに表現している。先行発表のポップなバラード“RATHER ...
今作は横浜の老舗ジャズクラブ、ドルフィーが贈る〈ドルフィー・レーベル〉の記念すべき第1弾作品で、実力派ピアニスト小室響による渾身のライヴアルバム。峰厚介、類家心平、井上銘といった豪華ゲストを迎えて〈ドルフィー〉で録音されたこのライヴ盤には、30代半ばにさしかかり、その才能の全貌をいよいよ明らかにし始めた小室響の〈今〉が克明に刻まれている。前作同様に全曲オリジナルで、豪華ゲストをフィーチャーした楽曲 ...
――そのまま昨冬の〈HOPE〉ツアーがあって、5月から7月にかけての〈odds and ends〉=〈ガラクタ〉ツアーは4人で2回目の単独ツアーになりました。“iD”でも〈ただもう gotta go ...
今年2月に初のアリーナ公演〈 Kroi Live Tour 2024-2025 “Unspoil” at PIA ARENA MM 〉を開催するなどスケールを拡大し続けているKroiの新曲“Method”は、TVアニメ「SAKAMOTO ...
シティポップ・ブームの次はジャパニーズ・フュージョン。かつてないほど、海外の音楽ファンが70年代~80年代に生まれた日本の音楽を求めている様相の中、画期的ともいえるJ-フュージョンのコンピレーションが誕生した。しかも大手レコード会社5社による共同企画で、各社の音源を網羅した5種類のCDが同時発売。その名も『CROSSOVER CITY』。
地球デビュー40周年に放たれる大教典。重量感のあるサウンドを転がす“Kiss U Dead Or Alive (Type γ)”に始まり、“Next Is The Best!”では閣下のハイトーンと火花を散らすツインギターに拳を突き上げずにいられない。他にもシンフォニックなバラードにサイケにロックンロールにと、愛と風刺とユーモアが詰まった全14曲でシーズン2を開幕させたその情熱に感服……!
服役中の不在を埋めるべくリリースが続くNORIKIYO。この11作目は前作『 犯行声明 』同様、BACHLOGICが全曲を制作。服役の弁明ともいうべき前作の瞬発力とは真逆の、肩の力が抜けた作りが◎。その一方で見せる反骨も彼らしいが、〈不自由も味わって/苦渋ってのを流し込んだら/こんなメロディーが浮かんだよ〉の一節に彼の今後を思う“踊共”が秀逸だ。
2025年7月31日(木)に配信がスタートするNetflixシリーズ「グラスハート」。若木未生の不朽の名作「グラスハート」の映像化作品で、主演も務める佐藤健が自ら企画、共同エグゼクティブプロデューサーとして手がけた渾身の一作で、〈熱い青春音楽ドラマ〉と謳われている。この記事では「グラスハート」の予習を兼ねて、本作をもっと楽しむための関連作品を紹介していこう。
『TWELVE』というアルバムタイトルは、大森元貴が12歳で音楽活動を始めたことが由来の一つになっているという。アルバムは10曲目の短い“InTerLuDe 〜白い朝〜”を除くと12曲入りで、コンセプチュアルな作りが徹底されている。